HISTORY 歴史
永い時を超えて愛され続けてきた地、本郷
時の記憶を留める風景「小石川後楽園」
小石川後楽園は、江戸時代に水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の中屋敷の庭として造園。築山泉水回遊式の日本庭園は、二代藩主の徳川光圀の代に完成しました。明の儒学者であった朱舜水によって中国の教え「天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から「後楽園」と名付けられました。現在は、国の特別名勝および特別史跡に指定され、四季に彩られた時の記憶を今に伝える名所として親しまれています。
次代を求め続ける精神「旧岩崎邸」
三菱財閥三代目当主・岩崎久弥の本邸として建てられた旧岩崎邸。鹿鳴館やニコライ堂など、明治期に日本の近代化とともにあった数々の建築を手掛けた英国人建築家ジョサイア・コンドルが設計しています。「その土地の伝統を継承し、先進を求める」という思想のもと、西洋のモダンを取り入れながらも、西洋建築にはない繊細なデザインが用いられています。旧岩崎邸は、この地の進取の気性を物語る建物として、今も輝きを放ち続けています。
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